
人類は誕生以来、この地球という環境の中で生かされてきました。しかし、現代の人たちの一部は、そのことを忘れてしまったかのようです。昨今の環境問題は、人間が意識面と生活面で自然界から切り離されてしまっていることに由来するのではないでしょうか。人間はいま一度、自然界とのつながりを思い出し、取り戻さなければならないと思います。
そのための手段として、フラワーエッセンスには可能性があります。フラワーエッセンスは今から80年ほど前にイギリスで生まれた植物療法です。それは自然界の四大元素の下で産み出された地球からの贈り物であり、自然界との共感力を育み、人間に本来の在るべき姿を教えてくれるものです。
フラワーエッセンスには、この地球という環境を共に生き、育んできた、植物たちのメッセージが込められています。そのメッセージを通して、フラワーエッセンスは私たちが生きる環境と、その中における一人ひとりの在り方について考える機会を与えてくれます。環境に対する一人ひとりの意識を変える力がフラワーエッセンスにはあると私は考えます。
環境の荒廃と心の荒廃は無関係ではありません。荒廃した環境は植物によって回復させることができるように、荒廃した人間の心はフラワーエッセンスによって回復させることができます。孤独を感じるとき、不安をおぼえるとき、悲しみに打ちひしがれるとき、フラワーエッセンスを使ってみて下さい。この素晴らしい地球からの贈り物は、私たちの荒廃した心を癒し、慰め、励ましてくれるでしょう。そのとき、私たちの地球に対する思いも変わり、今よりも地球に感謝して、環境を思いやることができるようになるのではないでしょうか。
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東昭史(あずま あきひと)
プロフィール フラワーエッセンス実践家。1973年生まれ。バッチのフラワーエッセンスを中心に植物療法を学ぶ。著書に『心と体にやさしい薬草入門』『バッチフラワー花と…