美味しくて安心な農産品作りを守り続ける|片野敏和

JA函南東部組合長の片野敏和です。JA函南東部がある丹那地区は120年の酪農の歴史が脈々と息づく「酪農の里」。ちょうど静岡県の伊豆半島の付け根に位置しています。北に優美な富士山を望み、箱根や伊豆の山々を背にした標高250mの小さな盆地です。ここには18戸の酪農家と約1000頭の乳牛が暮らしています。自分達の作った乳製品は、自分達の手で消費者の皆様に届けたいという強い熱意で1948年にJAを設立しました。

それから60余年、地域の農業生産者の熱い思いは今も脈々と引き継がれています。2011年には、日本豊受自然農株式会社が、ここ函南の地で自然農を展開することになりました。私どもといたしましては、時代が変わっても、美味しくて安心な農産品づくりの信念を頑固に守り続けたいと考えており、日本豊受自然農株式会社の取組みに対しても、精一杯のご協力を行わせてもらう所存です。

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