この2年半のパンデミックは周到に計画されたシナリオに基づいた「プランデミック」であったということをこれまでの講演会で発信してきた由井寅子代表。
そしてこれから危惧されている「食料危機」も同じように、意図的、計画的に引き起こされた食料危機、「プランド食料危機」ではないかという見解を、全米で相次いだ超大型食品加工施設の爆発事故などを例に出しながら述べました。
「解決策を提示せずに、危機を煽るようなことはしない」
という由井代表の方針の下、問題提起と共に豊受式解決策を提案しました。

まず、食料危機に備え、籾米を持つことが大切であるということ。
豊受では今後、籾米を販売提供して行くことが発表されました。
籾米は常温で100年の長期保存がきき、蒔けば1粒が100倍になる素晴らしい命の種なのです。
米などの穀類は保存力、栄養価が高いだけではありません。
「田んぼは日本人の心を育て、アイデンティティーを育てる。
その土地でできたものを食べることでその土地の人間となる」のだと。
そして「田んぼに住む生き物たちは、田んぼを蝗害から守り、肥料を与えてくれる」とも。
日本人にとって米や水田がいかに重要な意味を持ち、守るべきものであることが伝えられました。

その他にも様々な対策を提案、
・地域で自給できる資源を活用した肥料・飼料の自給
・土壌菌・御古菌を活用した土壌浄化システム
・耕作放棄地に御古菌を使った地域再生の取り組み など。
そして今後、伊豆の国市の補助も受けながら、「伊豆の国市 豊受式都市構想」が進められ、来月には由井代表による有機農業の勉強会が行われることも発表されました。
最後に由井代表より
人口削減はなぜ起こるか?
生き残るために必要なものは何か?
危機を乗り越えるために私たちはどうあるべきか?
大事なメッセージを伝えてくださりました。
“豊受式”自然農が今後、伊豆の国市から日本全国へと広まって行くことを願ってやみません。