プロフィール
日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)会長
2007年 渡英、同年よりロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー英国本校に就職。
講義運営スタッフとして働きながら、同校プロフェッショナル・ホメオパス養成コースを受講。
2012年 ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー英国本校卒業。
同年より日本ホメオパシーセンター英国本部ホメオパスとして3年従事。
2007年から2015年までの8年の在英中、英国を始めとする海外の有名ホメオパスから直接学ぶ機会に恵まれる。
2015年 帰国。その後2年間、島根県安来市にある天台宗のお寺の企画広報として勤めながら坐禅や仏道の理解を深める。
ホメオパシーとインナーチャイルド癒やしに仏教を取り入れる独自のスタイルから「仏道ホメオパス」として活動。
近年は庭を畑にして、市の農園を借りて、ファーマーホメオパスとしても活動中。
農業との関わり
野菜作りを始めたのは2011年の東北大地震の後、由井先生がこれからは生き残るために自ら食料を作れるようになる必要があると言われたことからでした。
当時はロンドンで一軒家の一階庭付きを借りて住んでおり、その庭に畳3畳分くらいの畑を作って野菜を育てることから始めました。
現在は島根県安来市の自宅の庭と市から借りている約100m²の畑で春撒き、秋撒き合わせて30種類くらいの野菜作りにチャレンジしていますが、失敗の連続で、実際に実りが得られるのはその半分くらいかもしれません。
年数だけ重ねて、まだまだ下手な私ですが、米不足と異常な値上がりなど、いよいよ食料危機が目前に迫っている今、食糧難を乗り越えるための野菜作りを目標に頑張っています。
発表
第17回
タイトル
できることからコツコツと行動が未来を変える
メッセージ
私のこれまでの野菜作り歴と今、そしてこれからの展開をご紹介し、また何故いま豊受式霊性農業が必要なのかを自分なりにお伝えします。
開催にあたって
現在の米不足をめぐる政府の不誠実かつ、さらに食料危機を助長するような対応に、皆様も複雑な気持ちを感じておられるのではないでしょうか?
一方で、『もう政府をあてにはできない』ということをこれほどまで分かりやすく私たちに伝えてくれる内閣は他にないかもしれません。
この米不足は政府や農家に頼っていないで、自ら土地を耕し、野菜を作っていくことの必要性を伝え、中国人留学生への過剰な助成や外国人が起こした事件の不起訴、外国人による土地の買い占めなどは、私たちがいつまでも無関心で、このまま声を上げずにいると国が奪われますよということを教えてくれている、私たちの成長を引き出すありがたい試練のようにも思えてきます。
2011年の東日本大震災以降、由井名誉会長が努めて警告を続けてこられた通りの食糧危機が、今まさに目の前に繰り広げられようとしています。
私たちは、どれだけその警告を自分にも関わる事として真摯に受け止めて行動をしてきたのでしょうか?
そして阻止することができず、目の前で起きようとしている今、私たちはどのような行動を取るべきでしょうか?
私たちの命を支える大切な衣医食住。もちろん私たちにとって医に当たるものはホメオパシーですが、全ての人にとっての医、それ以前に命の大元を一番に支えているのは、やはり食になります。
由井名誉会長が一番の治療家は食を産み出すもの(農民)、二番目は食物を調理する者(母など)そしてホメオパスは三番目の治療家にあたると言われるゆえんです。
つまりホメオパシーで病気を治せるかどうかも食が左右しているので、ホメオパスだからといって食を無視することはできないのです。
私たちZENホメオパスは、この理をしっかりと理解し、安心・安全・食べて健康になれる食を確保する術を知り、人々へ伝えていくことがより重要性を持つ時代になったと言っても過言ではありません。
それは必ずしも野菜を作ることだけではなく、このシンポジウムのような機会に学び、それを人々へ伝えていくことも含まれます。
ぜひ皆様、このシンポジウムにご参加いただき、日本の食を守る方法を共に学び、共有して行きましょう。
その動きを世界に広げて真の意味で人々の健康を守り、生き抜いて行きましょう。
「行動が未来を変える」ご参加お待ちしております。
JPHMA会長 道繁良