「食料危機を乗り越えるために、 皆で行動を起こす日」

米の価格は過去最高値を更新し続け、私達の生活に大きな影響を及ぼしています。
そしてこの価格高騰の裏では、農政の根幹を揺るがす重大な制度改変が静かに進められています。
「食料自給率の確保は求めない」「足りなければ輸入すればよい」――こうした財務省の建議が、食料・農業・農村基本法の改正とともに現実のものとなろうとしています。
もし不作が起き、輸入に頼れない事態が生じたら――日本の「食」の未来は、いま岐路に立たされています。
こうした状況に警鐘を鳴らし、私たちが何を考え、どう行動すべきかを問うため、このシンポジウムを開催いたします。
5月21日の私の誕生日に小泉進次郎さんが農林水産省の大臣になりました。
彼はコメの値段を下げるといっています。そのことで一躍脚光を浴び、国民から称賛されています。しかし、コメの値段を下げるといっても、日本の備蓄米は1カ月半も持たないでしょう。
お父さんの小泉純一郎氏が、日本の農家潰しの農業競争力強化支援法に力を入れたように、小泉進次郎さんも日本の食糧を
海外に頼るような政策を行い、日本の農業潰しの総仕上げを行うのではないかと懸念します。
そしてついに預金封鎖も行われる可能性もあります。
朝の祝詞をしているときに豊受大神様からメッセージをいただきました。
「これから飢饉が来る」と。
来年にはさらに酷い状況になって行くでしょう。
その時には、私たちの食べる物がなくなり、皆、食べられなくなるかもしれません。
ですから豊受は今年1粒でも多く植えていこうと思っています。
それも自然な種、それを手放すことはできません。
豊受自然農はこれからも米を作って行きます。今年は米の生産量を2倍にします。
しかし、豊受が国民に提供できる量はわずかです。
ですから、皆さん一人一人が、農業興しの行動をしましょう。
恐れたり、デモをやっている暇はありません。
お金があったら畑や田んぼを買い、とにかく自分たちで食べ物を作っていくことです。
それしか生き残っていく術はないのだから。
豊受会員も皆で、はじめましょう。
6月21日 第17回
日本の農業と食のシンポジウム
「食料危機を乗り越えるために、 皆で行動を起こす日」
この日は、そのための対策と智慧をお伝えします。
皆様のお越しをお待ちしています。
日本豊受自然農株式会社代表
第17回日本の農業と食を考えるシンポジウム 大会長
由井寅子